大河原 愛 (おおかわらあい)
2004年 武蔵野美術大学大学院修了。2008-2010年にかけてニューヨークに滞在。新宿高島屋で個展を5回開催。その他、銀座、大阪高島屋、名古屋松坂屋など個展歴多数。海外では、2011年にアメリカ、ポートランドにあるHellion Galleryでも個展を開催した。
台湾、北京、上海、マレーシア、シンガポール、NYなど海外のアートフェアにも出品し、アートフェア東京には2009年より2021年まで毎年出品している。
ヨーロッパ・ロシア・アメリカの海外コレクターにも作品が購入されたり、2008年からはMonkdogz Urban Art GalleryなどNYのギャラリーでも多くのグループ展に参加。
著名作家 桐野夏生や、 芥川賞作家の書籍など複数の本の装丁画として起用され、Netflixドラマ「全裸監督」の劇中作品や、日本アカデミー賞受賞映画「ミッドナイトスワン」にも大河原愛作品が起用された。2020年にはBSフジテレビ「ブレイク前夜」でも紹介され、近年は子宮筋腫治療法を紹介するCMにも出演するなど、活躍の幅を広げている。
大河原愛 略歴
1979年 東京都生まれ
2002年 武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業
2004年 武蔵野美術大学大学院 造形研究科美術専攻 日本画コース 修了
主な個展
2023年 個展
新宿高島屋10階美術画廊
2020年 個展 松坂屋本店名古屋 アンテナプラスアート
2019年 個展 新宿高島屋10階美術画廊
2018年 個展 松坂屋本店 名古屋
個展 NODA CONTEMPORARY 名古屋
2016年 個展 新宿高島屋10階美術画廊
2013年 個展 新宿高島屋10階美術画廊
2012年 個展 大阪高島屋 ギャラリーNEXT
2011年 個展 Hellion Gallery ポートランド, アメリカ
2010年 個展 新宿高島屋10階美術画廊
2009年 個展 松坂屋本店 名古屋
2008年 個展 新宿高島屋10階美術画廊
2007年 個展 NODA CONTEMPORARY 名古屋
2003 - 2006年 個展 十一月画廊 銀座
主なグループ展・アートフェア
2023年 ART SHOW
GINZA, 銀座三越催事場
ART SESSION SUMMER 2023, 銀座蔦屋書店書, 東京
ONE FACE 2023展, ロイドワークスギャラリー, 東京
ART FORMOSA 2023, 台湾
ART OSAKA 2023, 大阪市中央公会堂 (同2022)
アートフェア東武2023, 東武百貨店池袋店 (同2022)
2022年
ART@DAIMARU, 大丸京都店
秀作絵画展, 渋谷・東急本店 8階美術画廊
現代美術の祭典 亀山トリエンナーレ2022, 三重県亀山市各所
2021年 アートフェア東京2021, 東京国際フォーラム
(同2009年〜2019年まで毎年出品)
2020年 The Sun Also Rises, Peep show space, ニューヨーク
2019年 Material Witness,
WAH center, ニューヨーク
Mirage Imperfect , implexus art gallery, 盛岡
2017年 Between the Lines, Parasol Projects、ニューヨーク
Making Their Mark, 100 Bogart Gallery, NY
(キュレーター William Norton)
Making Bridge, WAH center, ニューヨーク
(キュレーター William Norton)
2016年 Hive Gallery’s 11th Year Anniversary, Hive Gallery, ロサンゼルス
2015年 Summer Group show, Monkdogz Urban Art Gallery, ニューヨーク
Emerging Director’s Art Fair ULTRA(同2014, 2013も出品)
2011年 Pulp and Pigment, San Diego at Hellion South, サンディエゴ
SEIZE – An international exhibition, Monkdogz Urban Art & Artemisia, ニューヨーク
2010年 サラリーマンコレクター30年の軌跡 山本冬彦コレクション展, 佐藤美術館
2009年 アーティスティック・クリスマス展 vol.3, 新宿高島屋10階美術画廊
(同vol.1〜4、9も出品)
Sh Contemporary 2009, 上海
東京コンテンポラリーアートフェア 2009, 東京美術倶楽部
China International Gallery Expo 2009, 北京
Art Expo Malaysia 2009, マレーシア
2008年 アート・シンガポール2008, シンガポール
アジア・トップギャラリー・アートフェア08, ホテルニューオータニ東京
China Gallery International Expo2008, 北京
アートTaipei, 台湾
2007年 Flashing Flesh, Monkdogz Urban Art Gallery, ニューヨーク
Jump, Henry Gregg Gallery, ニューヨーク
Asian Contemporary Art Fair 2007, ニューヨーク
2003年 第12期佐藤国際文化育英財団奨学生美術展, 佐藤美術館
他展示会歴多数
奨学金
2002 - 2004年 第12期財団法人佐藤国際文化育英財団 奨学生
2003年 財団法人守谷育英会 美術奨学生
2002年 武蔵野美術大学校友会奨学生
1998 - 2002年 武蔵野美術大学奨学生
2020年 桐野夏生著「日没」岩波書店 ・辻原登著「卍どもえ」中央公論新社
2016年 鹿島田真希著「少年聖女」河出書房新社出版
2012年 辺見庸著「死と滅亡のパンセ」毎日新聞社出版
映画やドラマへの作品貸与・絵画制作
2023年 MBSドラマ「犬と屑」
フジテレビドラマ「ばらかもん」
NETFLIXドラマ「御手洗家、炎上する」
2022年 劇場版「ルパンの娘」
フジテレビドラマ「ルパンの娘 PART.2」
2020年 映画「ミッドナイトスワン」劇中内登場絵画制作
(日本アカデミー賞受賞・草彅剛主演作品)
2018年 TV CM 「Beats」セット内作品起用
2019年 Netflixドラマ「全裸監督」シーズン1(大河原のドローイング作品登場・劇中に使われるスケッチの作品制作・主演女優の描画シーン演技指導)
企業とのコラボ
2018年-2023年 ファッションブランドrehacer(レアセル) メンズTシャツに作品起用 株式会社 Turtle
2012年 高島屋 百華祭 コラボバック販売
2011年 高島屋 Misty アクセサリーデザイナーとのコラボによるネックレス、ピアス販売
CM出演
2021年 日本IVR学会提供の you tube CM
2006年 三菱鉛筆 ボールペン ジェットストリーム 店頭用 CM 出演 (レオナルド・ダ・ヴィンチの自画像をボールペンで制作)
TV出演
2020年 BSフジテレビ「ブレイク前夜」
2014年 TBSテレビバラエティ「私の何がいけないの」
2023年 雑誌「3:IA / Magazine vol. 02」
雑誌「アートコレクターズ」7月号
2021年 雑誌「図書」5月号 岩波書店 (文章寄稿)「雲と空の狭間で」
2020年 雑誌「アートコレクターズ」2月号 完売作家全データ2020
2019年 雑誌「ONBEAT」vol.11 特集:ONBEATが推薦する注目作家たち
雑誌「ExtrArt」File 21 巻頭特集 6ページにわたり掲載
雑誌「アートコレクターズ」2月号 特集:ザ・ヌード
2016年 アートフェア東京カタログ (2014年も掲載)
2013年 月刊「美術の窓」6月号、特集 新人大図鑑
2013年 ロシアインテリア雑誌「MEZONIN」誌 No153に掲載
2012年 書籍「Tall Trees of Tokyo」アメリカの出版社OVERCUP社よりアメリカで出版
2011年 フリーペーパー 「エリトア」 2011冬 第3号 インタビュー記事
2010年 コンパイルブック「Iroke」フランスで出版
2008年 月刊「ギャラリー」10月号 P79
2008年 月刊「アート・トップ」5月号 2・3月展覧会レビュー
2008年 「アートコレクターNo.7 」特集:若手作家を探そう!
2008年 月刊「ギャラリー」2月号 今月の展覧会案内
2007年 月刊「美術の窓」10月号「話題の展覧会」
2005年 武蔵野美術大学大学案内2005 インタビュー記事
2005年 経済誌「力の意志」"Lady Go Round" インタビュー記事
2004年 月刊「美術の窓」4月号 特集 新人大図鑑 "編集部が選ぶ注目の新人“
他雑誌掲載歴多数
コレクション
銀座レストランArbace(作品4点が常設展示中)他
コレクター 関一彦 コレクター 山本冬彦 他
受賞歴
2002年 第1回 佐藤太清賞公募美術展 特選・文京区長賞
2002年 第16回 青垣2001年日本画展 入選
2002年 TAMA・デ・アート2003 佳作
1999年 TAC99’ 佳作
アインシュタインが「知識には限界がある。想像力は世界を包み込む」といったように
想像力は、何億光年も先の星と銀河を探すものにもなったり、
他者の痛みを想像することで、優しさを生み出すものにもなったりする。
腕や頭部の欠損したギリシャ彫刻がより美しく見えるのは、不完全であることがむしろリアルであるからかもしれない。
完璧でバランスのとれたフォルムよりも、私は不完全で不均衡なフォルムにそそられる。
精神に形は存在しないが、精神は何らかのフォルムを持っているように思えてならない。
私は常にそういった感覚的なフォルムを見つけ出そうと試みている。
私は、人の心の闇と痛みと、そこから滲み出る光を描き出したい。